答えを自分でみつけることの大切さ

みなさん、「自分」や「生き方」についてどう考えていますか?


自分は何が好きで、

何が嫌いで、

どんなことに幸せを感じて、

何が得意で何が不得意…

考え出すとキリがありませんが、、


できるだけ若い頃から、自分と深く対話する習慣を持つことをオススメします。


なぜ、こういったことをわざわざ取り上げて言うのかというと、

その後の人生がグッと生きやすくなり、

動じない人間になれるからです。


私が自分について、深く考えようと決めたエピソードを紹介します。


あるとき私は、受験の面接の練習をしていました。


自分の今までしてきたことと、

なぜそれをしたのかを

口頭でわかりやすく説明できるようになるためです。


しかし私は何時間たっても「なぜそれをしたのか」が説明できませんでした。


見かねた先生が、「こういう理由でしたんじゃないの?」と教えてくれたのですが、

さらにこう付け加えて言われました。

「今、私が答えを教えてあげたけど、本当は自分で見つけてほしかった。


何でかっていうと、

人に自分の考えを説明するときに、

人から教えられた答えを話すのと、

自分で考え抜いた答えで話すのじゃ、

言葉の強さが違うからだよ。」


私はそれ以降、できるだけ自分で考えようと決め、実行してきました。


自分がどう生きるべきかわからないとき、

安易に他人に答えを求めず、まず自分がどうしたいのかを自分の中で自問すると、

自分というものをしっかり持った人になれるのではないでしょうか。



私の考えの押し付けになってしまわないか心配なので、

もし私があの出来事が無ければどうなっていたか考えてみます。


色んな本に登場するさまざまな哲学を鵜呑みにして、

ファッションのように取っかえひっかえして、

表面だけで中はスカスカ、とりあえず何でもいいから人と違った変わったことがしたい、みたいな人生になってたかもしれません。